男と女は考え方の違う
今回は、男性と女性の基本的な考え方の違いについてまとめました。男と女では根本的に脳の構造が違うので、考え方や行動も変わってきます。
男と女では脳の構造が違う
男女では脳の構造が違います。男性の脳神経は前後への結合が強く、女性の脳神経は左右のへ結合が強いことが判明されています。これは、男女がまるで「異なる種」と言えるほど違うことを意味するのです。
具体的にいうと、右脳と左脳をつなぐ「脳梁(のうりょう)」という神経が、女性の方が繊細にできており、その為、右脳・左脳間の情報交換が女性の方が長けています。例えば「女性はテレビを見ながら友達と電話できる」と言いますが、これができるのは脳構造によるものです。
脳の構造が違うことによる男女の特徴を挙げてみました。
男性の特徴
1: 男性は理論的で、情報処理や空間能力に長けています。男性が地図や青写真、組み立てマニュアルを見ると、決断力と集中力、視覚化をつかさどる脳の部分が活発に働き、図を早く理解することができるのです。
2: 感情や記憶を制する大脳辺縁系が不活発な男性は、人の表情や感情を読み取るのが苦手です。女性は、目を見ただけでも相手の気持ちを察することができるが、男性にはとても無理な芸当なのです。
3: ストレスに反応する扁桃体(へんとうたい)は、脳の左右に位置する。男性はストレスを感じると、怒りに反応しやすい右側の扁桃体が活発になるため、運動をして発散させたり独りになりたがります。反対に女性はストレスと感じると、感情に反応する左の扁桃体が活発になるので、女友達とお喋りに講じます。
女性の特徴
1: 女性の脳構造は、感情を読み取ることに長け直感的です。赤ちゃんの泣き方で、オムツが濡れているのかお腹が空いているのか違いを判断することができます。
2: 左右への脳神経の結合が強い女性の脳は、複数のことを同時進行させることが得意です。反対に男性の脳は、主にひとつのことにしか集中できない構造になっています。
3: 女性の脳は男性よりも8パーセント小さいですが、高度に網羅した神経組織により、少ないエネルギーで複雑な仕事を能率的にこなすことができます。
コミュニケーションにおける男女の相違点
男性と女性でモノの考え方・価値観は違います。簡単にいうとこんな感じでしょう。
女性の本能・価値観
・共感・同調を大切にする
・おしゃべりによって自分の気持ちを整理する、またそれによってストレスを発散する
・相談相手に解決方法は求めていない(解決策は自分の中にある)
・誰かを世話して、その結果、誰かの調子が良くなる事に喜びを感じる
・世話を焼く事が当たり前だと思っている
男性と付き合うと、その男性を「立派にしなければいけない」「外で恥をかかないようにしなければいけない「男性はこうしてくれるべきだ」と、考える傾向が強いのが女性の本能・価値観です。
男性の本能・価値観
・悩みがあるとまず自分の中に閉じこもり考える
・一人で解決することが、自分の自信につながる
・常に自分の力を信じ、誰かからそれを否定されると激しく拒絶する
・悩み事を聞くと、指導者になりたがり、具体的な解決方法を指示しようとする
・その結果、誰かがうまくいくと、自分の自信に繋がる
・誰かに求められ、頼られる事に喜びを感じているが、失敗をとても恐れている
・自分で判断する、という選択肢を与えられる状態でないと、拒絶をする
このように男性は悩みがあっても女性に打ち明けず、自分自身で解決しようとします。そんな男性をみて女性は、「なんで相談してくれないの?」「なんで黙ってるの?」と言ってしまうのです。
以上が男女間における考え方の違いです。男性と女性では大きく価値観が違うので、例えば恋人が変な発言を言ったとしても、「価値観が違うからしょうがない」と想ってあげましょう。